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​株式会社 神田エンジニアリング 新潟県新発田市 建築・リフォーム

有機空間Q&A

 

Q1、「有機空間」とは

 

A1、化学肥料や農薬に頼らない農業を「有機農法」とよびますが、同様に化学物質に頼らない資材を使って有機的に工事する「有機工法」を「有機空間」と称します。

 

Q2、「有機空間」で使用された同じ材料で建築すると有機空間になりますか。

 

A1、残念ながら同じ資材を使用しただけでは「有機空間」にはなりません。有機空間は生産工程や生産方法を詳細に定め、材料だけでなく、人や道具の管理にもルールがあります。また、その規定が正確に運用されているか厳しく審査され、審査に合格した企業が認定により建築し認証した場合だけ「有機空間」と表示されます。

 

Q3、「有機空間」で建築する目的は何ですか。

 

A3、人体に有害化学物質を侵入させないためです。有害化学物質が人体に侵入するのは⑴食事から侵入する経口吸収、⑵呼吸で侵入する吸入、⑶皮膚から侵入する経皮吸収と皮膚吸収があります。食物の場合、せっかく農薬を排除した有機農産物や有機農産物加工食品も、選別・貯蔵・包装する建物が化学的処理された塗装や建材だらけの建物では、せっかくの食物も有害化学物資が移染するリスクが発生します。

また、居住スペースでは有機食品を食して有害化学物質を除外していても、有害化学物質対策をしていない建築で食事、居住をしていては意味がありません。「有機空間」の目的は安心、安全で健康に生活するためです。

 

Q4、有害化学物質が原因と思われる病気にはどんなものがありますか。

 

A4、環境ホルモンによる生殖機能の減衰、化学物質過敏症、発がん性物質による「がん」の発症などが言われますが、特に、アレルギーが原因である喘息、じんましん、鼻炎、皮膚炎等も挙げられます。また、特に新築時の有機溶剤等が原因で目がチカチカしたり、頭痛がするような新築病を、シックハウスやシックスクールと言われています、

 

Q5、有害化学物質はどんなところが怖いのですか。

 

A5、様々な特徴がありますが、集約致します。

⑴蓄積性があること

有害化学物質は食物のように体外に排出されず、体内に蓄積していきます。

⑵揮発性があり、且つ揮発温度が中途半端なこと

ホルムアルデヒド等揮発性有機化合物の揮発温度は50℃~100℃で中途半端であり、建物使用開始後、少しずつ揮発していきます。

⑶移ること

化学物質の固まりである塗り薬を考えてもわかる通り、皮膚から体内へと移ります。同じように、食物にも外的要因から移るため、保管や調理する道具・場所にも注意が必要です。

 

Q6、「有機空間」にするには、どのような方法があるのですか。

 

A6、「有機空間」にするためには、認定機関から個別に認証してもらう場合と、弊社のように「有機空間生産工程管理者」と認定された者が認証する二通りがあります。認定機関から個別の認定の場合、有機JAS法のセミナーと有機空間講習会を受講し、有機JAS法に沿った新しい規定を作成し、認証審査に合格しなければなりません。弊社による有機空間の認証の場合、設計施工による認証システムのほかに、施工のみの場合の認証システム、更にはコンストラクションマネジメントシステム(=設計、施工、管理までを含め、中立的に全体を調整して、発注者、設計者と一体となって建設プロジェクトの全般を運営管理する方式)を有しておりますので、遠隔地での認証にも対応が可能です。